前回の記事で教育資料作成のコツを理解できたと思います。
前回の記事:2-6.これだけは抑えておきたい教育資料作成のコツ|フォーマットを最大限活用する方法
教育資料作成のコツを抑えることができれば、完成までは時間の問題でしょう。
慣れてくると説明する時間と同じくらいの時間で作成することができる様になります。
今回の記事では教育資料作成が完成した後にすることについてお伝えしていきます。
目次
教育資料全体のボリュームを確認する
教育資料を作成したら資料をどれくらいの時間で確認することができるのか確認しましょう。
その際の確認する内容は2つです。
まず1つ目は、教育資料全体を説明する時間を確認するということです。
説明する時は質問をする時間や声に出す時間を考慮する必要があるので、実演してみるのがもっとも正確に時間を確認することができます。
あとで必要になるのでしっかりと時間を計ることを忘れないようにしましょう。
そして2つ目は、教育資料全体を一通り読む時間を確認するということです。
こちらは自分では確認することができません。
まだ読んだことがない人に読んでもらい、理解できるまでの時間を確認してもらいましょう。
こちらも後で必要になるのでしっかりと時間を計ることを忘れないようにしましょう。
教育計画の見積もりと教育資料のボリュームを比較する
教育資料のボリュームを把握できたと思います。
ここからは作成した教育計画の見積もりと教育資料のボリュームを比較をしていきます。
なぜ比較が必要なのか疑問に思う方もいるかもしれませんので、その説明から始めます。
教育計画を立てた通りに進めるためには実際の説明する時間が一致していなければいけません。
実際に教育を始めて時間が予定よりも短く完了する分には何も問題ないと思います。
しかし、実際には想定したよりも2倍も3倍も時間がかかったとします。
一つ一つの資料をしっかり作り込み過ぎてしまい、丁寧に説明をした結果として時間に間に合わないとなってしまうと大変です。
独り立ちしなければいけない時に「まだ教えてもらっていないのでできません」ということになってしまいます。
なので、教育計画の見積もりと教育資料のボリュームを比較が必要になります。
もし、教育資料のボリュームが大きすぎるのであれば、教育計画の時間を伸ばすか資料自体を減らす必要があります。
教育計画の時間を伸ばすことができることは少ないので、ほとんどの場合資料自体を減らすことの方が多いでしょう。
教育計画と教育資料の調整が完成したら教える前の準備は完了です。
事前準備お疲れ様でした。
次の記事からは「第3章.実際に教える」の章に突入します。
実践についてお伝えしていくので、心理学的な内容も絡めながらお伝えしていきますので楽しみにしていただけると嬉しいです。
まとめ
- 教育資料全体のボリュームを確認する
- 教育資料全体を説明する時間を確認する
- 教育資料全体を一通り読む時間を確認する
- 教育計画の見積もりと教育資料のボリュームを比較する
- 教育計画か教育資料を調整する