教育計画の最終段階です。
教育計画がほぼできてきたのですが、まだ足りないことがあります。
どんな人が入ってきても常に一定のことを話し続ければ良いということはありません。
では教育対象者によって何を変えていくかを考えていきましょう。
目次
教育のスタート地点は教育対象者の能力を知ること
まず、最初に考えていただきたいのですが、なぜ教育のスタート地点は教育対象者の能力を知ることなのでしょうか?
。。。
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早速ですが答えです。
教える時の言葉の選び方を変える必要があるからです。
業界未経験の人に教える時に業界用語を連発しても絶対に通じないですよね。
逆に業界に精通している人に未経験者に話すことと同じ内容を話しても無意味な時間を過ごすことになります。
新卒でIT業界に入社した人に教える時も理系でITのことに詳しい人に教えるのと体育学部出身の人に教えるのでは全く異なりますよね。
つまり、教育のスタート地点は教育対象者の能力を知ることです。
何ができ、何ができないのか、、、
簡単に推し量ることはできないという方もいるかもしれません。
そういった方には教育計画を教育対象者に共有してしまうのが早いでしょう。
何ができるか本人に聞いて確認することが最も早いです。
能力だけではなく性格や特徴も知ること
次に教育対象者の性格や特徴も確認しましょう。
どんどんと積極的に前に出る人もいれば、静かに話を聞いている人もいます。
一回聞けばわかってしまう様な天才タイプの人もいれば、メモをしっかりとって何回も確認して覚えるタイプの人もいます。
覚え方は人それぞれです。
よくある間違いですが、メモを取るのを強要してはいけません。
メモを取らない方が覚えられるという人もいます。
メモを取らなくても大丈夫か確認をすることは良いことですが、聞き方には気をつけましょう。
逆にメモを取る人は、メモを取る時間がないと後で確認することができず、困ってしまうでしょう。
その他にも特徴として、周囲に気を使う人もいれば、周囲のことは全く気にならない人もいます。
積極的にコミュニケーションを取る人もいれば、できる限り話をせず一人でいることを好む人もいます。
無理をさせずにどうやって教えていくかを常に考える必要があります。
既に知っていることやできることはやらないようにする
先ほども少し触れましたが、業界に精通している人に未経験者に話すことと同じ内容を話しても無意味な時間を過ごすことになります。
未経験者といっても事前にある程度学習してから入社する人もいれば、まったく何も学習していない人もいます。
なので、教える前に必ず、教える内容の重要となる点を説明してわかるかどうか確認しましょう。
そして、もし知っていることがあれば、どんどん飛ばしてしまいましょう。
時間は有限です。
特に教育の時間は短いことが多いです。
必要なことを必要なだけ教えるようにしましょう。
教育のスタート地点を確認するという意味が理解できたでしょうか?
教える人のレベルに合わせたスタート地点を確認するということですね。
今後も僕の記事を読んで教育の時間をより有意義なものにしていきましょう。
まとめ
- 教育のスタート地点は教育対象者の能力を知ることが大切
- 能力だけではなく性格や特徴も知ることが大切
- 既に知っていることやできることはやらないようにする