突然ですが、質問です。
教える前の事前準備で一番最初にやるべきことはなんでしょうか?
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難しいですよね。
結論を言うと教える相手に対していつまでに何ができる様になって欲しいか決めることです。
つまり、ゴール地点を明確にするのが事前準備で一番最初にやることです。
今回の記事では教育計画の段取りと教育目標を決めることの必要性をお話ししていきます。
目次
教える前の事前準備を始める
さあ、事前準備で何を教えるかやることの一覧を作成しよう!
と言って、いきなりやることの一覧を作成しようとしませんでしたか?
確かにやることの一覧は大切です。
ただ、いつまでに何ができる様になって欲しいかを明確にしておかないと計画倒れしやすい教育計画になってしまいます。
そこで、必要になってくるのは教育計画の段取りを知ることです。
教育計画を立てる時にも段取りがある
教育計画を正しい段取りで作成する必要があります。
今後の記事で段取りの内容を解説するので今のうちに段取りをしっかり覚えておきましょう。
- ゴール地点を決める(教育目標を決める)
- プロセスを考える(教育目標を達成するためにはどんな能力が必要かリストアップする)
- いつまでにゴールするか決める(教育期間を決める)
- スタート地点を確認する(教育対象者の能力を知る)
この段取りで進めれば間違いなく最後までやり切れる様な教育計画を立てられるでしょう。
ゴール地点(教育目標)の必要性
ゴール地点(教育目標)はなぜ必要なのか考えてみましょう。
さきほど、いつまでに何ができる様になって欲しいかを明確にしておかないと計画倒れしやすい教育計画になってしまうとお話ししました。
いつまでに何ができる様になって欲しいかというゴール地点を決めなかった時にどんなことがあるでしょうか?
まず、やることの一覧にはあるもののまだ教えていないことがいつまで経っても終わらないというパターンがあります。
それ以外にも、本来成長して欲しいレベルに到達するためにやることの一覧が足りず、一覧の作成をし直すというパターンもあります。
ゴール地点を決めなかったせいでモチベーションが保てず、途中まで教えて投げ出してしまうというパターンもあります。
この様な失敗を数多くみてきました。
教え方の失敗例は数知れずあります。
この様な失敗を防ぐためにもゴール地点(教育目標)を明確にしておく必要があります。
実はゴール地点を明確するのは教育に限らず、どんな物事を成し遂げるときにも必要なことです。
上手くいかないことがる時は、しっかりとしたゴール地点を決めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
- いつまでに何ができる様になって欲しいか決める(ゴール地点を明確にする)
- 教育目標は計画倒れしないために必要
- 教育計画を立てる時も段取りがある
- 最後までやり切れるように教育計画を立てる