あなたは言葉を大切にしていますか?
- それなりに気を遣ってるから大丈夫だよ
- 言葉なんて適当でいいでしょ?
- いつも伝わっているから問題ないでしょ?
- 言葉に気を遣っている暇なんてない
こんなことを思ったりしていませんか?
実はあなたが何気なく使っている言葉で損をしていることがあります。
あなたにはこの記事を読んで、言葉の使い方で得をする方法を知って欲しいです。
目次
教える相手によって選ぶ言葉の違い
まず、あなたに知って欲しいことは教える相手によって言葉を変える必要があるということです。
教える相手がどんな人なのかを理解しましょう。
あなたの教える相手は年上か年下か、男性か女性か、先輩か後輩か、どんな考え方をする人なのか、どんな趣味を持っている人なのか、知っていますか?
よく悩むこと具体例として年上の後輩に対してどの様な言葉を選ぶのかという話が出ます。
僕の場合は後輩は年齢を問わずラフな話し方をすると決めています。
ただ、ラフな話し方が苦手な方には丁寧な話し方をする様にしています。
また、小さい子どもに教える時はまた話が変わってきます。
子どもが理解できない難しい言葉は絶対に使うことはしません。
難しい諺や言葉を使用する場合は全部を説明する必要が出てきます。
全部説明していては理解度が下がるリスクが高まり、段々と時間がかかってしまいます。
結果として効率が下がってしまうのです。
教える相手によって選ぶ具体例の違い
言葉の選び方について理解してきたところで、次は具体例についても理解しておきましょう。
具体例として、教える相手が普段はインドアで本を読んだりパソコンが好きなインドアタイプの人だとします。
そんな相手に対して、スポーツの具体例をしたらどうでしょう?
全く興味もないことを具体例にしても、相手からしても面白くありませんし理解も深まりません。
パソコンが好きな人にはパソコンのパーツやパソコンの種類を具体例にすれば、興味も湧きますし理解も深まります。
相手への理解を深めることも大事です。
ABC理論 〜出来事に対しての捉え方で反応が変わる〜
ABC理論とは感情がどのようにして起こるのかを3つの要素で表した、論理療法の中心的な理論です。
論理療法とは、考え方を変えることで心の問題の解消を目指す心理療法です。
ABCとは、A:Activating event(出来事)・B:Belief(信念)・C:Consequence(結果)のことです。
参照サイト:ABC理論とは|認知行動療法でわかる人生が天国地獄になる秘密
この記事では心理療法について話したいのではありません。
今回は、下記のように捉えてください。
- あなたの話し方 = Activating event
- 相手の受け取り方 = Belief
- 相手の起こす行動 = Consequence
相手の受け取り方を理解することで相手の起こす行動を予測することができます。
相手の起こす行動(Consequence)がより良い方向へ進む様にあなたの話し方(Activating event)を人に合わせて変更できる様になりましょう。
言葉の選び方次第で相手と自分の時間を節約して得をできる
ABC理論を上手く利用していくことができると、様々な面で得をすることができます。
相手に伝わりやすい言葉や具体例を使用することで相手の理解度が深まります。
相手が早い段階で理解をしてくれることにより、一度の説明で十分になります。
何度も説明するのは相手にとっても負担ですし、質問を何度もするというプレッシャーもなくなります。
信頼関係を築くきっかけになります。
あなたの時間を節約することにもつながります。
相手を理解して、その人その人にあった言葉を選んでよりよい関係性を築いていきましょう。
まとめ
- 教える相手によって言葉を選ぶことが大切
- 受け取り手によって言葉の意味は変わる
- ABC理論(物事の受け取り方)
- 誰が読んでも同じ意味で捉えられるようにする
- 言葉の選び方次第で相手と自分の時間を節約して得をできる