前回の記事「06.【教えないことの罪深さ】 – 時間がないことを言い訳にしない」では教えることの大切さを知らないことで負のスパイラルに入ってしまうというお話をしました。
今回は逆に教え方の教え方を知り実践していくと正のスパイラルに入れるということをお話しします。
企業で働く上で、ホワイトな働き方をするためには教え方というスキルは必須です。
目次
正のスパイラルに入るための第一歩
正のスパイラルに入るというのはどういう状況なのか、あなたは知っていますか?
正のスパイラルが最終段階になると、どうなるのか考えてみましょう。
- 定時に帰ることができる
- 休みたい時には休みを取ることができる
- 正しい評価を得ることができる
- 仕事に見合った給料がもらえる
- 周囲の人から厚い信頼を得ることができる
これだけ良好な状態になればホワイト企業で働いていると胸を張って言えるでしょう。
正のスパイラルの流れを知る
何事も始まりは知ることからです。
どんな物事を実践をすると言っても、その物事に対して何も知らない状態で始めることはできません。
なので、まずは後輩に教えることで起きる正のスパイラルの流れについて知りましょう。
これは僕の経験から一例です。
自分の仕事よりも人に教えることを優先する → 後輩が成長する → 自分の仕事が少し減る → 自分自身の時間が増える → 後輩に教える時間が増える → チーム全体の作業量が増える → 周囲に信頼され始める → 正しい評価を得られるようになる → 給料が増える → 時間に余裕が出てくる → 定時に帰れるようになる → 休みたい時に休めるようになる
正のスパイラルの順番は決まっていないですが、良いことが次々と起きます。
自分の教えた後輩にも同じように正のスパイラルに入った時は人生が変わったようだと言っていました。
教え方の教え方を知ると正のスパイラルに入りやすくなる
人に教えるだけでも正のスパイラルに入ることはできます。
ですが、教え方を教えられるようになるとさらに先の未来で正のスパイラルに入ることができます。
さらに先の未来というのはいつのことなのか?と思う方もいるでしょう。
教えた人が次の人に教え、さらにその次の人へ教える….そうやって何人にも教えるという作業が繰り返されていきます。
なので、正直ずっと先の未来になる可能性もあります。
誰かが辞めない限り、ずっと教え方の教え方という技術は引き継がれていきます。
教え方の教え方という技術が引き継がれていくと働きやすい企業となり、良い人が集まってきます。
そこが教え方の教え方の正のスパイラルで辿り着くところです。
もしかしたら、僕も知らないまだ先の未来があるかもしれません。
より良い未来を作るためにあなたも教え方の教え方を学んでみませんか?
まとめ
- 正のスパイラルに入るとホワイトな働き方ができる
- 教え方を知ると教えた相手の未来が良い方向へ変わる
- 教え方の教え方を知るとさらに先の未来で自分に良いことが返ってくる