教え方の教え方という言葉を聞いたことがありますか?
正直、聞き慣れない方がほとんどと思います。
これは僕が新人教育の場で考えた言葉なので、このブログを読んでいる方と実際に教わった方しか知らないと思います。
初めて見た方もこの言葉が生まれたきっかけを読み、教え方の教え方という言葉を今ここで覚えてもらえていただきたいです。
目次
仕事の教え方を書くことにしたきっかけ
仕事の教え方を書くきっかけは主にこの3つの理由があります。
1.過去に失敗から学んだから同じ失敗をして学ぶべきという誤った考え方
2.作業はできるけれど人に教えることができない人との出会い
3.教え方の教え方で大成功した仕事
人を鑑とせよということわざがありますが、個人的な体験談から周囲の人の失敗からどういったことを学んだのかというところも踏まえてお伝えしたいと思います。
1.過去に失敗から学んだから同じ失敗をして学ぶべきという誤った考え方
これは体験談なのですが社会人になってこんな人もいるのかと思ってしまうかもしれません。
体験談1-1 会社の入社時の研修後の会話
次の体験談はよくある内容です。
体験談1−2 公園で自転車を教える父親と初めて自転車に乗る娘の会話
(こっそり手を離す父)
(後ろを振り返り転ぶ娘)
・・・帰り際・・・
自転車は転んで乗れるようになると言いますが、KINGの教え方ではこれは間違った教え方の代表例です。
みんなが転んで乗れるようになるというのは完全に間違いです。
NGな理由:自分の失敗と同じ失敗をさせることを前提としているため
こちらも体験談1-1と同様に失敗したという同じ轍を踏ませようとしていますね。
余談ですが僕は自転車を転ばずに乗れるようになりました。
失敗を絶対にしない方法というのはありませんが、失敗の可能性を減らす方法というのは存在します。
教え人になったら失敗するリスクを一つでも減らすことが大事になります。
2.作業はできるけれど人に教えることができない人との出会い
体験談2−1 仕事の効率は良いのに新人に教えられない人
・・・1時間後・・・
自分でやった方が早そうだな…
よし、これでOK
もう一度やってみて
今度は上手くできました!
また何かあったら聞いてね
一見するとちゃんと受け答えをしてくれる優しい先輩のように思えます。
ただ、教え人としてはNGです。
NGな理由:自分でやった方が早いからと教えていないため新入社員は覚えることができないため
これは仕事をしているとよく見かける光景です。
3.教え方の教え方で大成功した仕事
これは僕にとってとても喜ばしい経験でした。
僕がメンターとして仕事を教えた後輩Aが、新しく入社した後輩Bのメンターになった時のエピソードです。
後輩Cと一緒に仕事をすることになり、作業を進めていました。
一緒に仕事をする時の環境の作り方や過去にあった僕の失敗経験についてもしっかり理解していました。
おかげで後輩Cと一緒に仕事をした際に通常の3〜5倍の生産性で作業を終わらせることができました。
マインドセットもしっかりとしていて、次のメンターとしての役割もきっちり理解していました。
教え方をしっかり教えてあげてねと後輩Aに言っていたのですが、そこまできっちり後輩Bに伝わっていたのです。
これが「教え方の教え方」という造語の起源です。
後輩Bも後輩Cも立派な教え人になることができたので、どこの会社でもどこの現場でも通用する仕事ができる人の代表格になりました。
仕事の教え方の記事では教え方をマインドセットから計画的に行う方法まで徹底して記載するので、学び方も理解することができます。
なので、どこの会社でもどこの現場でも通用する仕事ができる人になることができます。
一つ一つの記事を読み学んでいただければ、どこの会社でもどこの現場でも通用する仕事ができる人へとステップアップできるでしょう。
あなたも教え方の教え方を学んで教え方のプロになりませんか?